江戸時代の昔から伝わる、”四十八手”というセックス羅針盤をご存知でしょうか？
相撲の四十八手を真似て名づけられた、驚くほど発想豊かな体位の数々が並べられています。
江戸時代の昔から人間の本能は変わらない…となんとも不思議な気持ちになる一方で、そんなありとあらゆる性技を尽くした絡みの中から”絶対に無理でしょ！？”と突っ込みたくなる無理な体位をいくつかピックアップしてみました。
夜のマンネリ脱却なるか！？　江戸時代からの400年の歴史の中でもそうそういないであろう四十八手マスターに、あなたもなってみませんか？

目次 1.　立ち松葉
2.　御所車
3.　ひよどり越えの逆落とし
4.　首引き恋慕
5.　梃子がかり

1.　立ち松葉

参照：https://pan-pan.co/detail/73780
松葉が交差するように脚をからめて挿入する「松葉崩し」の立位バージョンです。
女性はまるで自転車漕ぎのダイエットエクササイズをしているような状態で、相当キツいです。
立った状態の男性が、女性の両腕をつかんで逆さづりにした後、女性の両脚を開かせ、それをまたいだ状態で上から挿入します。
見た目にかなりエロいことに加えて、挿入角度がかなりきわどくなります。
その分、膣内は圧迫されて摩擦は大きくなるのですが…。男性は女性の足を支えつつ、腰を動かしつつ行うのでかなりの体力が必要になります。
壁やソファーに女性の足をかけることでより簡単に試すことができます。あまり激しく突くと、女性側は頭に血が上ってきてしまって大変かもしれません。

2.　御所車

参照：https://pan-pan.co/detail/73780
騎乗位のバリエーションのひとつです。
騎乗位で挿入したまま、女性が男性器を軸支点として回転します。
膣内でお互いの性器がよじれるようになるので、独特の感覚を得ることができます。とはいえ、挿入したままの回転は非常に難易度が高いです…。
つっかえてしまったり、足が邪魔になったりしてうまくくるくると回転することはなかなかできません。ソープでは「花時計」と呼ばれていますが、こちらの名前の方がおそらくメジャーなので、熟練した技を持つソープのお姉さんが得意とする体位なのかもしれませんね。
その難しさから、仰向けに寝た男性の上に女性が横向きに腰を下ろして挿入した体位をさすこともあります。
ゆっくりとした回転ではあまり刺激がないので、速い回転で刺激する必要がありますが、女性側に高度なテクニックが必要になります。
関西のあたりで”ヘリコプター”と呼ばれる体位にもこの体位から移行しやすいです。
ヘリコプターを扱ったAVは割と多く出ているので、見かけたことがある方もいるかもしれません。

3.　ひよどり越えの逆落とし

参照：https://pan-pan.co/detail/73780
絶対無理でしょ？　と個人的に最も思う体位です。
男性はうつぶせに寝そべった状態の女性を、背後からその太ももを肩にかけて体を上方に持ち上げます。
宙吊り状態になった女性は床に手をついて、自身の体を支えながら、女性の股間に顔を埋めた男性のオーラルによる愛撫を受けます。
股間に顔を埋めるというエロさにも関わらず、女性側からするとあまり見えないのが非常に残念…。
ズバリ、簡単に言うと女性が逆立ちした体勢で行うクンニリングスです。かなりアクロバティックな体位ですよね。
体操選手でもない限り実現は無理そうです…。いやしかしめげずに一度トライしてみるのもありかも？
逆落としの試練も乗り越えた二人にはめまぐるしいセックスの快感の世界にはすぐそこに！

4.　首引き恋慕

参照：https://pan-pan.co/detail/73780
小道具として”紐”を使った体面座位による挿入用体位です。
脚を投げ出す格好で座った男性の上に、女性が向き合うようにして腰をおろしながら挿入しますが、このとき、輪になった紐をお互いの首にまわします。
首輪のつながれた飼い犬のような状態で座位もどきを楽しむイメージです。
もはや48個でネタ切れで小道具に頼った感も否めませんが、江戸時代の昔から紐で縛るなんてハレンチなことが行われていたと思うと少しゾクゾクします。
輪状の紐をお互いの首にかけ、心地よい紐の張りを感じることのできる距離感を保ちながらゆっくりと動きます。
紐から連想させるSM的なイメージがいつもと違う空気感を作ってくれます。ただ、常に相手の動きに注意しないと苦しくなってしまうという難点付きです。

5.　梃子がかり

参照：https://pan-pan.co/detail/73780
仰向け状態で寝た女性の上に、男性は69の形で逆向きにうつ伏せで体を被せ、この逆向きの姿勢のままで挿入します。
かなり無理な挿入角度ですが、上付きの女性ならなんなく試せることでしょう。動きはかなり制限されます。
男性側が腰のみを器用に動かすテクニックが求められます。
女性の目線から見ると男性のお尻の部分が目の前にくることになるので、好き嫌いがハッキリする体位かもしれません。
難易度はトップクラスだといわれています。

あなたのご先祖様ももしかしたら、あんなことやこんなことを試したかもしれない…。
今夜は古の昔から伝わるセックスの奥義の世界を、大好きな彼女ととことん探究してみるのはいかがでしょう？
その難易度の高い体位という関門を一つずつ超えるごとに性感もどんどん深まっていくかもしれません。お試しあれ！